ときめかない物は捨てちゃダメなのか?

March 25, 2019

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こんにちは、ニューヨークで風水インテリアコンサルタントをしております。ジョンソン愛です。

私のお客様や当ブログの購読者の皆様は私のことをご存知でしょうが、これをお読みになっているあなたはまだ私のことをよく知らないかも知れませんね。

 

私の仕事は、人々のお住まいや職場を心地の良いバランスのとれた空間にするお手伝いです。風水インテリアデザインも教えたりしています。

複数のメソッドを掛け合わせてプログラムを作っています。

基本的には、風水インテリア・カラーセラピー・環境心理学、そして整理整頓(断捨離)です。

 

 

今日は、今や世界で大人気のこんまりブームについて私の見解をお話ししてみようと思います。

こんまりこと、近藤麻理恵さんは、お片づけの教祖としてここアメリカでも誰もが知っている存在となりました。

 

 

 

 

日本生まれの日本育ちである私としては、彼女が提唱していることの多くはとても基本的なことで、日本で育った人であればある程度のレベルで常識的なこととして知っていることだと思っています。

 

 

場所ではなくカテゴリーごとに物を分別していく。これは、パソコン上でファイルやフォルダの整理をするときも同じです。

物は生きているとして捉える。日本で育った子供であれば、幼稚園の先生や学校の先生に「物を大事にしなさい」と普通に言われてきたと思います。

 

けれど、「ときめく物だけをキープする」…?これについては、確かし私も習ったことはなかったかも知れません。

 

 

 

実は数年前私も彼女のメソッドを試したことがありましたが、すぐにこれは私には向いていないことが分かりました(諸々の理由により)。

しかし今回のブログは、彼女のメソッドを批判するためのものではありません。あくまで、このこんまりブームに関する私の見解をシェアするためのものです。

 

 

 

まず、「ときめく・ときめかない」という物差しが、うまく家の整理整頓プロジェクトを成功させうる指針にとなるにはあまりにも曖昧すぎます。(少なくとも私にとっては)

ときめく・ときめかないという感情の部分にだけ重きを置いて物を捨てていく必要はないと思います。それだけでなく、機能性・使う頻度・使いやすさ・実用性、そして必要性など、これらも大事なファクターであり考慮されるべきです。

 

 

それぞれのファクターは感情の部分も含めてとても大事です。ときめくという感情はファクターの一つにすぎません。

もしご家族で住んでいらっしゃる場合は、さらに複雑なことになります。なぜなら、自分の感情のみならず他の家族のメンバーの感情・さらには彼らそれぞれの考える機能性・使う頻度・使いやすさ・実用性、そして必要性も立場によって違うからです。

 

 

 

人のお家と人生の向上を助けることを仕事にしている立場の私だからこそ申し上げますが、住まいは住んでいる人の生き方が全て反映されています。

しかし、生きていれば、先ほど言ったように「ときめき」だけではなく他の諸々のファクターもバランスよく考慮して当然です。

さもなくば、感情だけで会社を経営しているようなものですよね。

 

 

 

でも、こんまりがなぜこんなにたくさんの人々の心を魅了するのでしょうか?

それは私が思うに、「ときめくか・ときめかないか」という感情・感覚の尺度が、物に溢れた現代社会に生きる人々にとてもキャッチーだからではないでしょうか?

 

私たちは物には不自由していません。お金さえあれば、なんでも・どこでも・いつでも物は買えます。

そこで、「本当にこのときめきもしていない物、要る?捨てなさい!」という言葉…これはある意味センセーショナルなショックを与えられたようなもので、なんとなく新鮮ですよね。

 

 

 

逆に言えば、貧しい国の飢えた人々からすれば「ときめく・ときめかない」なんてどうでもいいんです。

とにかく生きのびるための食物・水・服・物・仕事、そしてお金、、、それらの確保が先決ですよね。

 

 

 

 

ですから、こんまりブームは物に溢れかえった現代社会のリフレクションであり、私たちの「本当の幸せ」に疑問を投げかけてくれているわけです。そういう理由に置いて、私はこんまりは大事な役割を担っていることは認めます。

 

 

 

お家の整理整頓や断捨離(そして私のサービスの風水インテリアコンサルティングも!)は、自分の人生を顧みてより良い人生にしていくきっかけになります。ときめかないことが理由で物を捨てなくても、それはできます。

 

あなたが、その物の機能性・使用頻度・利便性・実用性などもちゃんと分析し選び抜いた物であれば、捨てなくたって大丈夫ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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